エピソード④ 「教えない」が育んだ、サッカーの原点と強い心

サッカー
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体験入部で「どこから移籍してきたんですか?」と驚かれた小坊主くん。

そのまま迷わずBチームに入部し、私たちの新しい生活が始まりました。

そこは、マンモスチームのAチームとは180度違う、なんともユニークな環境でした。

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練習メニューは「ひたすら試合」!?

Bチームの練習には、いわゆる「整列してドリブル練習」といったメニューが一切ありません。

軽くウォーミングアップを終えると、コーチが言うのはこの一言。

「よし、試合するぞ!」

幼稚園児から6年生まで、その場にいる全員を2・3チームに分けて、ひたすら試合が始まります。

戦略のレクチャーはあっても、基本は自由。オフサイドなどの細かいルールも二の次です。

いいプレーが出れば、学年に関係なくコーチから

「〇〇、ナイス!!」

と大きな声が飛びます。とにかく褒めてくれるコーチでした!

「教え込まれる」のではなく、実戦の中で自分なりに必死にボールを追いかける。

この時間が、小坊主くんの「自分で考える力」と「サッカーが大好き!」という気持ちを、ぐんぐん伸ばしてくれました。

ビーチサッカーと「ゴミ拾い」

特に印象的だったのが、夏のビーチサッカーです。

地元が海のある町だった為、夏になると海に集まり、ビーチで練習が定番でした!

練習前に必ず全員で行うのが**「ビーチのゴミ拾い」**。

「自分たちが使う場所を、自分たちで綺麗にする」

砂まみれになりながらボールを蹴る楽しさだけでなく、そんな大切なマナーもBチームは教えてくれました。

また、木曜日には希望者でコミュニティセンターに集まり、サッカー以外の動きも取り入れた「運動クラブ」にも参加。たった1時間でしたが、毎回、シャワー浴びましたか?と言いたくなるほど汗だくになる小坊主くん。(笑)普段サッカーではしない動きもたくさん学べたようです。

異学年のお兄ちゃんたちが小さい子の面倒を見るのが当たり前の光景の中で、小坊主くんは心身ともにたくましく育っていきました。

3年生の秋、芽生えた「小さな違和感」

1年生の終わりから始めたBチームでの活動。

3年生までは年に数回の練習試合、4年生からはリーグ戦が始まるぞ!と、少しずつ本格的になっていくサッカーライフ。

小坊主くんは毎日が楽しくて仕方ない様子でした。

しかし、3年生の秋。

Aチームに通う学校の友達とサッカーの話をしていた小坊主くんが、少し悔しそうな顔をして帰ってきたのです。

小坊主くん
小坊主くん

ママ、俺……サッカーのルールもポジションのことも、全然わかんない

のびのびと、野生児のようにボールを追いかけてきた小坊主くん。

「楽しい」という土台が完成したその先に、ついに**「もっと知りたい、もっと強くなりたい」**という新しい気持ちが現れた瞬間でした。

Bチームでの日々は、小坊主くんの根っこに「最強の自己肯定感」を育ててくれました。 でも、子どもの成長スピードは、時に親の想像を軽々と追い越していくものです。

友達との会話から生まれた「もっと上手くなりたい」「もっと深く知りたい」という純粋な気持ち。 私は、そんな息子の真っ直ぐな背中を、新しい場所へ少しだけ押し出してみることに決めました。

次回、エピソード⑤。 「衝撃のレベル差!? 初めての宗像エスパーク体験」

そこで小坊主くんを待っていたのは、今までの経験したことのない刺激的な世界でした。

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